
「今年も皇居の乾通りの一般公開が始まった」というニュースを見たのをきっかけに、2025年春、“皇居乾通りの一般公開”に行ってきました!
前日が雨で、当日は晴れていたこともあってか、なかなかの人出でしたが、行ってよかった!と思える体験でした。
この記事では、そんな私の体験をベースに、次回の秋の一般公開や来年の春の一般公開に行こうとしている方に向けて、所要時間や待ち時間、混雑の様子などをわかりやすくまとめていきます!
皇居乾通り一般公開とは?

皇居乾通りの一般公開は、春と秋に期間限定で行われるイベントで、普段は立ち入れない皇居内の乾通り(いぬいどおり)の坂下門から乾門までの間を誰でも歩ける特別な機会です。

入れる場所は乾通りの道のみと限られていますが、宮内庁の建物や皇居内の施設を外から見ることもできます。

春は桜、秋は紅葉が楽しめることで有名で、SNSやテレビのニュースなどでもよく話題になっているので見たことのある方もいるかと思います。
大体、桜や紅葉が見頃のあたりに1週間程度という短い期間のみなので、タイミングを逃さずに行けるかが肝です。
2025年の春は、3月29日から4月6日まででした。
【所要時間】皇居乾通り2025年桜

訪れたのは3月末の日曜日、一般公開が始まって2日目の15時過ぎでした。
所要時間は、入場の手荷物チェックや身体検査を含めて乾門を出るまで約30分くらい。

途中所々止まって、写真を撮ったりしたので結構のんびり見た方だと思います。
【待ち時間と混雑具合】皇居乾通り2025年桜

入場までの待ち時間はほとんどありませんでした。

もちろん人はたくさんいましたが、大きな渋滞はなく、手荷物検査と身体チェックのテントに入るまでに2、3分並んだ程度です。
それ以降は、ずらずら大勢の人と一緒に流れに乗って門をくぐり、乾通りを通り抜ける感じです。


混雑はしていましたが、道幅が意外に広く、広いところでは車3台以上が通れるくらいの幅があり、狭いところでも2車線分くらいの道幅は確保されていたので人が多くて進めないといったことはありませんでした。
ただ、要所要所で、桜が近くで綺麗に咲いていたり、背景の景色が良かったりといったフォトスポット的なところでの写真の順番待ちは多少発生していました。

ただ、少し待てば空くし、隙間から撮れるくらいの余裕はあったので、あまりストレスにはなりませんでした。
【手荷物検査】皇居乾通り一般公開

セキュリティーはさすが厳重で、空港での手荷物検査以上にしっかりチェックされました。
手荷物検査はもちろんですが、しっかりバッグの中も触って確認されます。

飲みかけのペットボトルは警備の人の前で一口飲んで安全を確認。
上着は脱いで、金属探知機でボディチェックも上から下までしっかり。
皇居の敷地内で何かあったら大変ですもんね。
先ほども書いたように、手荷物検査のテントに入るまでに2、3分並びましたが、テントもズラーっと10個くらいでしょうか、かなりの幅で用意されていたので、ほとんど待たずに手荷物検査を終えました。
皇居乾通り一般公開の感想

先ほども書いたように、想像以上に道幅も広く、整備されていて歩きやすかったです。

桜ももちろん綺麗でしたが、普段関係者の方しか入れないところに入れる感動の方が大きかったかもしれません。
沿道にはソメイヨシノやヤマザクラなどが植えられていて、満開に近い桜の下をのんびり散策できる感じで、普段皇族の方も見てらっしゃるのかなと想像が膨らみました。
桜並木と歴史ある石垣のコントラストがとにかく美しくて、「東京の真ん中でこんな景色が見られるんだ」とちょっと感動。

周りにはご年配の方から外国人観光客、家族連れまで幅広い年齢層がいて、みんな写真を撮ったり景色を眺めたりと、各々楽しんでいました。

「桜の名所」としてはまだ知らない人も多いかもしれませんが、都内に住んでいるなら一度は見てほしい、ちょっと特別なお花見スポットです。
人は多かったけれど、進みは意外とスムーズで、ちゃんと写真を撮る余裕もありました。
乾通り一般公開の最寄駅

公式ホームページなどでも案内されていますが、最寄駅をご案内します。
乾通りの一般公開は入り口と出口が異なる、通り抜け形式のため、入場門への最寄駅と、退場門からの最寄駅を別々にまとめてみました。
とはいっても近い場所にあるので、来た駅に戻るのもそこまで大変ではないと思います。
入場の坂下門への最寄駅

乾通りの一般公開に入場する「坂下門」へアクセスしやすい主要駅を一覧表にまとめました。
駅名 | 路線名 | 出口 | 徒歩時間(目安) |
---|---|---|---|
東京駅 | JR各線(山手線・中央線など) | 丸の内中央口 | 約15分 |
二重橋前駅 | 東京メトロ千代田線 | 6番出口 | 約5分 |
大手町駅 | 東京メトロ(丸ノ内・東西・千代田 他) | C13出口 | 約10分 |
有楽町駅 | JR山手線/東京メトロ有楽町線 | 中央西口 | 約15分 |
日比谷駅 | 東京メトロ日比谷線・千代田線 他 | B6出口 | 約10分 |
・最も近いのは「二重橋前駅」6番出口からのアクセスです。
・JR利用なら「東京駅」丸の内側から徒歩がおすすめです。
退場の乾門からの最寄駅

退場の乾門からのアクセスは以下の通りです。
駅名 | 路線名 | 出口 | 徒歩時間 |
竹橋駅 | 地下鉄東西線 | 1a出口 | 約10分 |
神保町駅 | 地下鉄半蔵門線・都営三田線・新宿線 | A9出口 | 約15分 |
九段下駅 | 地下鉄東西線・半蔵門線、都営新宿線 | 2番出口 | 約20分 |
大手町駅 | 地下鉄各線(三田線・東西線など) | C2b出口ほか | 約20分 |
乾門は皇居の北西側に位置しており、最寄りは東西線の「竹橋駅」です。
見学が終わったあとは、皇居外苑内の混雑状況を見ながら、比較的空いているルートの駅を選ぶのがおすすめです。
ちなみに私たちはその足で、千鳥ヶ淵の桜をハシゴして半蔵門駅から乗りました。

こちらもちょうどよく満開だったので、なかなかな混雑具合で、人も多かったです。
一部は一方通行になっているなど交通整理もされていましたが、のんびり歩いて楽しめました。
ボートもかなりの数出ていて、映える写真を撮るのは難しかったです。

千鳥ヶ淵は、夕方以降はライトアップもされるのですが、夕食を予約していたため早々に切り上げなければならず、今回は残念ながら見れませんでした。
皇居乾通り一般公開まとめ

初めての皇居乾通り一般公開に行きましたが、なかなか体験できない貴重な経験でした!

普段入れない場所に入れる興奮と、皇族の方も見ているかもしれない景色を自分も見れるという感動を味わえる、特別な時間でした。
期間が短いのが難点ですが、比較的並ばずにストレスなく見学できるので、近くに住んでいる方や、タイミングよく訪れた方などはぜひ行ってみて欲しいと思います!
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